2011/03/20

復興に向けてー今おもうことー

この度の東北関東大震災で被災された皆様、そのご家族の皆様、心よりお見舞い申し上げます。
このブログをご覧の皆様は今どのような毎日をお過ごしですか?
社長の吉田からもありましたが、twitterで情報を、自分の目で見て体で感じたことを伝えることが
今私達にできることだと、微力ながら復興復旧に向け一歩踏み出したところです。

ふさぎこんでしまいがちですが、だからこそ人のぬくもりが以前より温かく感じられます。

長蛇の列をなすガソリンスタンド。
一部の心ない客の対応で疲弊することもあるだろうに
パワフルな「お待たせしましたー!」「ありがとうございましたー!」の声。
ガソリンスタンドの皆さん、助かりました!ありがとうございます。心から御礼を述べる。

また、雪の降る昼過ぎ「食べてって」と声を掛けてくれたお姉さん。
居酒屋でお昼は営業していなかったはずなのに、自分達ができることを、と
おにぎりとお味噌汁を無料で振る舞っていた。
6、7人も座ればぎゅうぎゅうのカウンター席。
私の隣に座る泉区から食べ物を求めて自転車を走らせてきた若い男性は、
おにぎりを夕飯にすると持ち帰っていた。
きっと大切に食べるのだろう。私自身もおにぎりがこんなにおいしいものとは知らなかった。

泉区内のケーキ屋さんは”がんばろう!東北”との手作りポスターで通行人を勇気づけていた。
ホワイトデーでいつもより多めに焼いたお菓子を店頭に並べ、
甘いものを食べてほっとしたというお客さんの声には励まされているのだそう。
「材料不足だけれど、次はパンを焼いてみようと思うの。ケーキの材料だからおいしいわよ~」
明るい声が店内に響く。

このようなふれあいに私も上を向かねば!と感じる。

きのう青葉区の高台から地震後初めて海を見た。
直前にすれ違った新潟市や神戸市の給水車に胸がしめしつけられ、
あの海の近くで今もなおがんばっている友を思い、涙が溢れた。
私の同級生、山元町の高山弥生はきっとどこかでお父さんとがんばっている。
今この瞬間も二人ががんばっているのなら私だって踏ん張れる。
それを力に今自分に出来ることを積み重ね復興への道を切り開く。
私も誰かの力になっていると信じて。


㈱Taizoko 営業部員